雨上がりの放物線

究極の三日坊主が居場所を見つけるまでの物語

ロング・ショート取引はじめてみましたー

「ザ・クオンツ」という本を読んで株に興味が湧いたので、少しデモ口座で取引してみることにしました。その中でも特に面白いと思ったのが「ロング・ショート戦略」という投資戦略です。

 

ロング・ショート戦略とは

2種の銘柄を用いた理論上「どんな相場でも負けない」戦略です。一方の銘柄を「買い(ロング)」、もう一方を「売る(ショート)」する事で互いを相方の保険として働かせ、それによって相場全体に引っ張られて損益が出るのを防いでいます。しかし、これって利益も出ませんよね?

 

どうやって利益が出るのか

機関投資家がロング・ショート戦略を用いる場合、企業を入念に調査し業績予想、将来価値算定、現状株価の把握に至るようですがそんな大それた事は初心者の私にはできません。そこで用いるのが「乖離率」です。

 

乖離率を用いたロング・ショート戦略

似たような規模、業種の銘柄は似た値動きをすると考えられます。そして似たような動きであるということは、それら2銘柄の値の開きは常に同じくらいの値をとるはずです。今回のロング・ショート戦略は不自然に乖離率の小さくなった、あるいは大きくなったペアを探して、それが元の乖離率に戻る力を利用して利益を出す手法です。図では「チャンス!!」と書かれたポイントで乖離率が大きくなっているのでここで銘柄Aに売り、Bに買いを入れて元の水準まで持つことで利益が出ることとなります。

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では、次からは具体的な手順について話します。

(にわか知識を元に考えた試作品ですが、、、)