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雨上がりの放物線

究極の三日坊主が居場所を見つけるまでの物語

7/8 結果、おさらい(反省と改良は次回)

食品銘柄を用いたロング・ショート戦略を始めて一週間が経ったのでざっと反省してみようと思います。

 

トレダビで1000万円から始めたデモ口座の現状を確認します。

総資産額:10,014,205円 (+14,205円)

評価損益:- 3,143円

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実際株で持ってるのは700万円分くらいだったので、収益率は0.2 %、評価損益入れたら0.15 %ですね。単純計算で月0.8 or 0.6 %、年率 9.6 or 6.6 %になります。少し高過ぎる気がします。コンセプトとして稚拙でかつ裁定狙いなのでこれが続くとは思えません。気を引き締めます。

 

現状がわかったところで今までのおさらいを簡単にします。何を持って判断し、どう1週間持分を調整してきたのか。

⓪戦略

興味があったので「ロング・ショート戦略」を用いることにしました。これは「買い(ロング)」と「売り(ショート)」を組み合わせることで相場全体の動きと損益を切り離す戦略です。そしてその上で同じセクターの銘柄がノイズを持ちながらもだいたい同じ動きをする事を利用して儲ける手法です。詳しくは前の記事か後述を参考にしてください。

 

①銘柄の選択

同じセクターの同じ値動きをする銘柄を複数抽出します。私はなんとなく値動きぬるそうだから食品を選び、総資産規模の2~6位を抜き出しました。この時はできるだけ大手を選んだ方がいいと思います。小型は値動きが激しく、かつ流動性リスクが高いため。銘柄数が多くなるとかかる資金も増え、計算の項も縛りも増えるので注意してください。

期間は2年(週次)としました。年をまたいだ動きを見たかったのと、あまり長いと投資対象期間も長くなる気がしたので適当に2年としました。

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上の図が選び出した5銘柄と5銘柄の単純平均の推移です。このindexと題した平均と、それぞれ5銘柄の相関係数をそれぞれ調べます。相関係数とは、どれだけ似た動きをするか調べるための物差しで1~-1の数字で表現されます。1に近いほど同じ動きをすると期待されます。アサヒだけ相関係数が0.6程になり、他は0.8以上だったのでアサヒだけ除外しました。

 

②値動きを合わせる

さて、相関係数の高い4銘柄が出てきました。次にこれら4銘柄の「値動きの激しさ」を合わせます。2年間の値動きの標準偏差をそれぞれ算出しました。これは対象の銘柄がどれだけの値幅を持っているか示す指標です。そして、それぞれの株価(値動き全体)を標準偏差で割ります。これによって、値動きの激しさが等しい銘柄4つが出現します。

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これで値動きの激しい4銘柄が出てきました。これらを使用していきます。

このシステムにおける注文単位は 株価/標準偏差 としています。計算上はこれが基本単位になるので、実際の注文で100株単位にするのに少なからず手間取る事となります。

 

③高さを合わせる

出現した4銘柄の値動きの平均をそれぞれ取り、一致させます。

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これによって先のグラフではバラバラな4個の線がだいたい重なりました。重なるように縦に平行移動させたので当然ですが。このグラフではサントリーの平均を基準にとって例えば明治では全ての値に対して

(新値)=(旧値)- (明治平均値) + (サントリー平均値)

の操作を行い合わせました。

 

この4つの値動きは

「だいたい同じ動きをする」かつ「同じ動きの幅をもつ」かつ「動きの中心点が等しい」ので、これから先も絡まりあいながら同じ動きをしていくと予想されます。

これから先も絡まりあうと考えられるので上の方にある線はこれから下の方に向かい、下の方にある線はこれ以上下がらず上の方に伸びていく可能性が高いと考えられます。見やすくするために入れたのが単純平均(index)です。ざっくり言うと、これら4銘柄はindexに回帰する可能性が高いです。よって、indexより上を売って、下にあるのを買えば儲かる、ということです。

 

大事なのはそれぞれの銘柄がindexに対してどれだけ高いのか、安いのかです。高ければ高いほど戻ってくる確率が高い(と私は考えている)。それを表すのが乖離率です。計算式は、

(乖離率) = { (対象銘柄の値) - index} / index

となります。値とindexはきちんと標準偏差で割り、高さを合わせたものを使用しましょう。

 

 

④投資比率決定

 最後に投資比率を考えましょう。条件は2つです。

①ロング銘柄とショート銘柄の総投資比率は(標準化された単位において)等しい

②乖離率が大きい銘柄ほど大きい利益が見込まれるので、投資比率を大きくする。

ロング銘柄を例にとると(サントリーと味の素がロング銘柄とします。)

(サントリー投資比率) = (サントリー乖離率) / (サントリー乖離率 + 味の素乖離率)

を計算すれば、全ロング銘柄のうちどれだけサントリーに投資すれば良いのかわかるはずです。

 

⑤持ち分調整

さて、ここまで分析頑張ればあとはシステムに従って売買するだけです。

きちんとエクセルに式を入れられれば、現在の値段を入力すれば、標準偏差による割り算、平均合わせ、乖離率計算、投資比率決定まで自動でやってくれるようできるはずです。あとはだいたい100株単位で売買が入れられるように売買高を調整するだけです。

私は毎日昼休み(12:00ちょうど頃)の間に弁当食べながら株価をエクセルに入れて、最適な投資配分となるように持ち分を調整する売買を成行で出していました。調整だけなら5分ほどで終了します。昼にするのは朝と夜は引けと寄り付きの間が大きいと感じたためです。研究室の都合上板には貼り付けないし、設定した値段と売買値があまり違うとシステムが意味を持たないので。

 

なんか思ったより長くなったので反省と改良の話は次回行います。

行動をまとめて一つに記録したいと思ったので今回は今までと被った話が多かったかもしれません。すいません。