雨上がりの放物線

究極の三日坊主が居場所を見つけるまでの物語

ヘッズアップトリック(1/22)

フロップにおいて

オーバーカード2枚 + フラッシュドローならレイズ、リレイズ、All-inまで許される(ターンでは不可)

 

例)インポジション

自分(BTN):AsKs

相手(BB):不明

プレフロップでBTNが3 BBベット、BBコール。

フロップ:9s 6h 4s

 

 この状況で相手チェックなら自分はポットの60 ~ 80 %ベット、相手レイズなら自分大きくリレイズ。出来ればフロップで判断を終わらせたい。

 相手チェックなら相手は何も無いか、自分と同じドローか、トップペア以上を決めてチェックレイズを図っているか。前二つに対してはこのベットで降りてくれる。後の一つに対してはこちらはトップペアに対して15 outs(3枚のA、3枚のK、及びs9枚)、リバーまで見に行く前提ならば(ターンまで続いたならば意地でも見に行く)60 %の勝率がある。よって、チェックレイズを食らったならばリレイズして、All-inまで持っていってよい。確率上ではこちらが勝っている可能性が高い(セットや9以上のポケットペアが相手でも9 outs、36 %の勝率(AやKのポケットペアならさらに下がるが、プレフロップで相手コールよりほぼ除去できる。) )

 

 アウトオブポジションでも同様、出来ればフロップで判断を終わらせ降りるか、リレイズしてもらいAll-inに持って行く。持っていけたらこちらの勝率が高い。問題は、ジャストコールされ、かつターン外した場合。インポジションなら相手チェックこちらもチェックか、相手のベットに対してコールすればよいので(相手から見るとこちらのレンジはビッグポケットペアまであるのでそこまで大きいベットはない)いい。アウトオブポジションでターン外した場合、勝率は30 %と下がり、かつベットを緩めた場合こちらのハンドは「めちゃくちゃ強くてチェックレイズを狙うハンドかまだ未完成のドローか」に制限される。

 ここだけは不明、相手はトップペアを持っている可能性が高く、かつターンでフラッシュは無かったのでベットして降りてくれる可能性はなさそうだ。チェックで相手に警戒してもらうのが吉か?

 

反省:

 アウトオブポジションではチェックが吉だと思う。チェック→チェックならフリーカード一枚もらえ、それでプレッシャー少ない中判断できる。相手ベットならチェックレイズでほとんどの手を降ろせる(ただのベットに対するコールよりコストが高い)。これで降り無い相手はトップペア以上である可能性が高く、その場合このフロップを見て一刻も早く終わらせたいと感じている可能性が高い。よってそいつはコールよりリレイズを選び、こちらAll-in。これでターンでの難しい判断を避け、数学的に正しい決断を行える。